フレンチ・コネクション

を観た!!!!!

ジーン・ハックマン主演で、アメリカとマルセイユをつなぐでかい麻薬密売ルート=フレンチコネクションをとっつかまえるぜ!という実話を基にした話。1971年のアカデミー賞を5部門とったらしい。

映像が結構ナマナマしくて、最大の見せ場である列車を追いかけて高架橋の下を逆走していくシーンはかなり興奮した。確かに映像部門はこれは間違いない。


暴力警官ポパイ(おそらく安月給)がぬくぬくといい暮らしをしている犯罪者への憎悪をためこんで、それのはけ口を求めるかのように粘着な捜査を続けていく。いい感じに禿げあがって、目つきの悪いジーン・ハックマンがぴったり。おっさん泥臭すぎる。

ただ主人公がかなりオラオラ感出しまくりで、こっちは事件解決のために一生懸命なんだから一般市民に被害が出てもしょうがないよね、みたいなスタンスで捜査も暴力ふるいまくりなのでそこがところどころ胸糞悪くなった。


刑事ものでダーティー・ハリー、フレンチ・コネクションとくれば最後はブレット(スティーブ・マックイーン主演)を観なければ。昨日の大脱走でマックイーンかっこいい熱があがっているので楽しみではある。

ちなみに後にダーティー・ハリーとポパイが保安官として『許されざるもの』で共演しアカデミー賞を取るってのも一部のファンの中では思うところが大きいようで。もうどんな話か忘れてしまった。