読書

百年の孤独byガルシアマルケス 読了

南米の架空の都市マコンドで繰り広げられる、ブエンディア家の百年に及ぶ壮大なおとぎ話。

絨毯が空を飛んだり死人が家の周りを歩いていて話しかけてきたり雨が4年間振り続けたりする魔法のような都市は、ブエンディア家の栄枯盛衰とその運命を共にする。膨大な登場人物はみな一風変わっていて、それぞれ自分の信ずる愛を追い求めながらも孤独の内に死んでゆく。

些細なエピソードをひたすら丹念に織り込み、くどいほどに色合い豊かなタペストリーさながらの物語を紡ぐマルケスはまさに「物語る」ためにこの世に生を受けたに違いない。今まで読んだ本の中でも最高峰だった。


モチベーションが上がったので生協で数冊本を買った。図書館でも予約したので結構忙しいな。。