パルプ・フィクション

正直はまれなかった。思ったより銃撃戦やらで人が死ななかったからかと。延々とする無駄話もそんなに面白く無かったけど、タランティーノが好きな人と話すときは重宝しそうだ。



結局この映画はいかに無駄を楽しむかなので、そこで少しでも合わないなと思うとそれでオシマイ・・・。メッセージ性が無いところとか、無駄に大仰そうだったりで自分は好きなはずと思いこんでいた。

ここでタランティーノ最高!!ってなれたらまた楽しみが一つ増えたのになーと思うと残念でしょうがない。でも、この調子で戦闘シーンばかりならキル・ビルは好きかもしれない。



それと、ネットで少しこの映画について調べたときネタばれ掲示板のようなものを発見。質問がマジ下らなさすぎる。
「なぜブルースウィリスはすぐ家に帰らずトースト作ったんですか?」とか。多分こういう人はパルプ・フィクション嫌い、というか理解しがたいんだろうなと思った。


ちなみに嫌い嫌いと言いつつ、好きなシーンは

「ブルースウィリスが悩みまくって結局日本刀」
サミュエル・L・ジャクソンが目線もくれずにソファーの少年に発砲」
あと上述の「トースターからトラボルタ銃殺の流れ」

の三つ。こういう風にパルプ・フィクション観た人と色々話すのも意外と楽しいかも。やっぱ観て良かった。なんじゃこりゃ。